だいぶ遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。最近は子育てや転職で何かとバタバタしており、更新が滞っておりました。今年もゆるゆると更新をしてまいりますので、よろしくお願いします。さて、今回は2024年一発目ということで、「どうして小田原の移住者として発信を続けるのか」について改めて書きたいと思います。以前もどこかで書いた気がするのですが、それなりに時も経った気がしなくもないので、改めてまとめてまいります。このサイトの発信方針やスタンスに関わるところなので、ご興味ある方は是非読んでいってください。移住者として発信したい3つの理由「なぜ発信をしてるんですか?」「何の目的でサイトを運用しているんですか?」よく聞かれるこれらの質問。結論としては主に以下の3点が理由となっています。小田原と出会って生活が豊かになる人の数を最大化したいファミリー世代を増やして小田原の活気を保ちたい言語化することで今この瞬間を大切にしたいそれぞれに込めた想いがあるので、次の章以降で詳しくまとめてまいります。小田原と出会って生活が豊かになる人の数を最大化したい小田原に移住してかれこれ2年以上が経ちますが、暮らしについてはとても満足しています。誇張しているわけでも、強がっているわけでもなく、移住してよかったなと心の底から思っています。正直ベースでお話しすると、「はじめは良くてもだんだんと飽きてしまうのでは」みたいな懸念も当初はありました。周りからも「そろそろ飽きた?」なんて冗談で言われることもありましたし、思い切って移住を決めたけど本当に大丈夫なのか、という不安はゼロではありませんでした。ですが今となってはそんな心配は彼方に消え去り、毎日楽しく過ごせています。気軽に自然に触れられ、文化を感じることができ、街では様々なイベントが開催されて、地域の方々との交流ができる。これらの恩恵を享受して私自身の暮らしが豊かになったからこそ、もっともっといろんな人が小田原に移住して、生活を豊かにしていって欲しいと思っています。ただ、「どんな人でも小田原に来たら幸せになる!」とまでは考えていません。というかそんな天国のような地域なんてこの世に存在しないと思っています。人それぞれ価値観は違いますし、家庭によって大切にしているものや優先順位も異なるので、無責任に「とりあえず小田原においでよ!」とは言い切れないのも本音のところです。とはいえ、とはいえですよ。少なくとも私は小田原に来てよかったなと思っているので、近しい価値観や感覚を持っている人は、きっと小田原に移住してよかったと思えるはずです。そしてそういう人たちが、小田原の情報に触れる可能性を少しでも高められるように、個人として発信をしているわけです。私自身も、たまたま移住先として小田原と出会えたからこそ、今こうして納得のいく暮らしを送れているので、その接点の数をまずは最大化していきたい。一昨年には娘も生まれ、私自身のライフステージも変わってきています。そういった生活の変化を加味しても、小田原移住は正解だったと言い切れています。だからきっと、このメディアのコンテンツに共感していただける方は、同じように小田原に移住したら満足していただけるのではないかと。関連記事▼小田原移住前の不安と実際。同世代を増やして小田原の活気を保ちたい2つ目はかなり中長期的な話で、「同世代を増やすことで小田原の活気を保ちたい」からです。どんなに活気がある街でも人が減っていけばどんどん廃れていってしまいます。私はいち移住者でしかないものの、これからも長く小田原で暮らしていくことを決めているので、できればずっと活気のある街であってほしいと考えています。ましてや娘にとっては小田原が地元になるわけなので、地元を誇りに思いつづけて欲しい。では活気ある街を保つためには何が必要なのか。専門家ではないので難しい話はわからないのですが、同世代の移住者が増えることはプラスの要因になると考えています。こどもを育て始めるくらいの世代が増えることで定住もしやすくなりますし、ましてやこどもが生まれたら若い人口も増えていく。そもそも日本全体で人口が減っている以上、人をどんどん増やすってのは現実的に難しいのかもしれないけれど、少しでも今の状態をキープしていきたい。極論を言えば、日本全体の人口が減ってる中で、小田原だけは人口が安定しているような状態を作りたい。そんなことを漠然と考えていて、個人の発信など微々たる影響だとはわかっているものの、ストレスなくやれるんだったら自身でやれることはやっておきたいと思うのです。1人1人が意識を変えるだけで、きっと未来は変わっていきますし、みんながそれを諦めたらおしまいです。これは街に限らず、会社でもなんでも人がコミュニティを形成する一定規模の集団内では、同様に言えることなんじゃないかと。とはいえ、先ほども申し上げた通り、なんでもいいから人口が増えたら良いと思っているというわけではないです。あくまで小田原に移住して良かったと思う人を増やすのが大事。本当にマッチしている人が増えるからこそ、その周りにいる同じ価値観の人が自然と集まってきて、その街の良さを残しつつも独自に進化し盛り上がっていく。全ての人が同質である必要はないけれど、根っこが同じ異質の人が集まることで、化学反応が生まれていく。そういうムーブを作りたいがために心がけていることが、あくまで等身大で発信すること。オーバートークをしてミスマッチを生んだら、誰も幸せにならないからです。魅力をストレートに発信することで、響く人にはきっと響くと考えています。ちなみに、ストレートに発信することが大切だと言いつつも、実際には虚偽ではない範囲である程度の加工は必要だと思っています。なぜならオンラインでの発信は視覚にしか頼れないからです。単にそのままを伝えるだけでは、現場で感じられる体験の何割かしか提供できない。実際に体験できるものの超劣化版しか提供できないからこそ、できるだけ視覚的に寄せられるように、表現を工夫する。これは本当に難しいところなんで、「とりあえず来てみてよ」としかいえないことも多々あります。だからできるだけ、現地との感覚値が近くなるように調整はしてます。誇張表現をしたり、ないものをあると言ったりするわけではなく、正しく伝えるために、必要なものを適切に補完していくイメージ。なんとなく感じ取っていただけると幸いです。言語化することで今この瞬間を大切にできる発信を続ける最後の理由は、言語化することで今この瞬間をより大切にできるからです。最近は歳を重ねるにつれて時間の経過が早く感じています。例えばこうして記事を書いている間にも、人生の残り時間はどんどん短くなっていくので、今感じていることはできるだけ言語化して追体験できるようにしておきたいなと。これはプライベートに限らず仕事にも言えると思っていて、大変なことも後になったら笑い場内になるのって、ちゃんと記憶として残ってるからですよね。辛いことも含めて良い思い出だったなと言えることはたくさんある。だけども記憶にも限界があるので、外部記録としてコンテンツを残しておきたいんです。暮らしの中で感じていることを言語化しておきたい。そうやって過去を何度も振り返るからこそ、残りの人生が味わい深くなっていくってのもあるんじゃないかと。それなら個人的に日記でも書けば良いのでは?と思われたかもしれませんが、おっしゃる通りで先日5年日記をはじめたので、こちらにも色々と書き込んでいます。もっとディープで、自分の胸のうちにだけとどめておきたいことは、アナログに残していくつもりです。%3Cblockquote%20class%3D%22twitter-tweet%22%3E%3Cp%20lang%3D%22ja%22%20dir%3D%22ltr%22%3E%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%80%815%E5%B9%B4%E6%97%A5%E8%A8%98%E3%82%92%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%81%9F%E3%80%82%E4%B9%85%E3%81%97%E3%81%B6%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%95%E3%82%93%E6%96%87%E5%AD%97%E3%82%92%E6%9B%B8%E3%81%84%E3%81%9F%E6%B0%97%E3%81%8C%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%82%20%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Ft.co%2FjGCYM44b12%22%3Epic.twitter.com%2FjGCYM44b12%3C%2Fa%3E%3C%2Fp%3E%26mdash%3B%20%E5%B0%8F%E6%9C%A8%E6%9B%BD%20%2F%20%E5%B0%8F%E7%94%B0%E5%8E%9F%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%20(%40ogisokazuma)%20%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Ftwitter.com%2Fogisokazuma%2Fstatus%2F1749749196008325247%3Fref_src%3Dtwsrc%255Etfw%22%3EJanuary%2023%2C%202024%3C%2Fa%3E%3C%2Fblockquote%3E%20%3Cscript%20async%20src%3D%22https%3A%2F%2Fplatform.twitter.com%2Fwidgets.js%22%20charset%3D%22utf-8%22%3E%3C%2Fscript%3Eただ、先ほど挙げた1つ目と2つ目の理由があるので、外に向けた発信をしている次第です。記録に残しつつも、小田原のためになりそうなことはガンガン発信していく。それが一石二鳥にも三鳥にもなっていくので、続けていくのです。ちなみに、時々聞かれるので改めて明言しておくと、少なくとも今時点ではこのメディアを通して何か収益とかは考えておりません。金銭が発生すると義務感や強制感が出るので、おそらくこれからも重視することはないと思います。とはいえ、このメディアを通して何かのオファーをいただいたり、お声がけいただくとかはウエルカムです。あくまで原動力は「面白いか」や「自分がやりたいか」なので、このメディアがお声がけをいただくきっかけになるのであれば嬉しいなとは思います。(とかいって何年後かに広告とかガンガン出してたらすみません。多分ないですが。)以上が私が移住者として小田原の発信を続ける理由です。珍しくテキストモリモリになってしまいましたが、メディアとして発信する以上スタンスは誠実に伝える必要があると思いまとめてみました。少なくとも私は仕事だろうがプライベートだろうが、関わるコミュニティはよくしていきたいと考えていて、そのために自分のできることはしたい。なんでそこまでするのかと思う人もいるかもしれませんが、それが私の生き方なのです。本能的にそうしているだけです。そんな感じで、引き続き発信は続けてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。何度も何度も何度も言いますが、小田原に移住してよかったと思える人が、1人でも増えたら嬉しいなと心から思っています。以上小木曽