木の製品が大好きなので、お店で見ているだけで幸せな気分になります。そんな私が先日足を運んだのが、3月27日まで「清閑亭」で開催されている木の製品の展示会「いぶき展」です。今回は清閑亭やいぶき展の紹介と、当日の様子を写真と文章でお届けします。いぶき展とはいぶき展とは、「いぶき会」が主催する木製品の展示会です。たまたまSNSのタイムラインで見かけて、3連休の予定も埋まってなかったため、足を運んでみることにしました。※公式案内はこちら主催する「いぶき会」の紹介はWebサイトより引用します。小田原・箱根は、1000 年以上の歴史がある木工の産地です。ここには、挽物・漆・指物・寄木細工・木象嵌・家具様々な木工業に従事している若い職人たちがたくさんいます。そんな若手木工家たちが若者らしい感覚で作品づくりをし、発表したり勉強会をするために結成されました。私たちは「いぶき会」を通して、木工の魅力・産地の魅力を発信していきますいぶき会の公式ページより引用し、記事用に改行を修正。実は以前、「いぶき市」という別の催し物にも訪れたことがあり、その時は鏡餅やけん玉を購入いたしました。たまたま前を通りかかり、衝動でいくつかの木の製品を買ってしまったのを覚えています。関連記事▼寄木ワークショップと小田原の木づかい清閑亭とは続いて「清閑亭」についても簡単にご紹介します。清閑亭は小田原城のすぐそばにある「登録有形文化財」で、ときどき企画展が催されていたり、カフェとしての利用したりもできるいい感じの場所です。こちらも説明は公式サイトより引用します。清閑亭は黒田長成侯爵の別荘だった邸園(邸宅と庭園)です。この地は小田原城三の丸土塁の一角を占め、小田原の町や相模灘を一望する素晴らしい眺めに恵まれています。引用:https://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/corridor/villa/p10011.html場所はこちら▼%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d3258.321745201959!2d139.15030431524707!3d35.24825058029756!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x6019a4fa77d4d31d%253A0xf0e518fa5514de23!2z5riF6ZaR5Lqt!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1647770768887!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%3E%3C%2Fiframe%3E初めて訪れた時は、雰囲気や景色が素晴らしく、「もはやここに住みたい」と強く願ったのを覚えています(住めない)。さすが登録有形文化財ですね。ところがこの清閑亭、3月末で一般公開が終わってしまうらしいのです。清閑亭は、令和4年(2022年)3月31日(木)をもちまして現在の一般公開を終了し、同年4月1日(金)より休館となります。小田原市公式ページ:https://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/facilities/seikanntei/top-2012.htmlなんと。。まあ、確かに贅沢すぎたというか、コーヒーも500円しないくらいで利用できるにしては良すぎたので、そりゃそうかとも思いました。ただし、完全におしまいってわけではないらしく、なお、今後は、「食」を通じて「小田原ならではの文化」を発信するとともに、小田原観光の回遊拠点の一つとして地域連携を図り、持続可能な形で建物を維持保全していくことを目的とする「小田原別邸料理 清閑亭」としての開業に向けて、小田原市と民間事業者で協議を進めていきます。とのことなので、また別の形で開かれるみたいですね。これはこれで楽しみです。すごく高そうな料亭に生まれ変わるのでしょうか。会食とかで使われるのでしょうか。名前からしてすごく高級そうですもんね、「小田原別邸料理 清閑亭」。いぶき展で見た木の製品さて、そんな清閑亭で開催されていた「いぶき展」ですが、現地の様子は写真の方が伝わりやすいと思いますので、まずは当日の写真をたくさん貼っていきます。どれも素晴らしかったです。実際に購入もできるので、この日は妻のピアスを買ってプレゼントしました。左右で微妙に色や形が違うピアスがとても可愛かったです。ちなみに写真はありません(ないんかい)。それにしても、展示の写真を見ているだけでワクワクしますよね。木の製品って、なんでこんなに惹かれるのでしょうか。木の温もりといっても種類によってもさまざまで、同じ木でも1つ1つが違う顔を持っている気がして、そこがまた良いんですよね。そこにさらに、職人の手が加わるので、唯一無二の製品が出来上がる。だから愛着も湧くし、長く使いたいと思えるのだと思います。…と、知ったようなことを書きましたがまだ我が家にはまだ全然木の製品がないので、これから少しずつ増やしていきたいです。テーブルも椅子も、もはや家も、できれば地域の自然の素材を使ったもので揃えたいので、然るべきタイミングで探してみようかと。地域の伝統品に囲まれて暮らしたい過去にほかの記事でも申し上げましたが、せっかく伝統のある地域に住んでいるのだから、その土地ならではのものに囲まれて生活したいと思っています。先程の木の製品もそうですし、以前買った風鈴もなんかもそうです。関連記事▼小田原で買った風鈴のはなし。もともと伝統のものが少ない地域で育ったので、よりいっそう感じるのかもしれません。その地に昔からあるものを使うことで、今と違う時代と繋がっている感覚があるのです。気持ちの問題だと思いますが、いい気持ちで日常を過ごせるのって、実は贅沢な話なので、存分に味わってまいります。そんなことを考えた今日この頃。いぶき展は3月27日までやっているそうなので、お近くまでいらっしゃった際には是非立ち寄ってみてください。おまけこの日は天気が良く、とても春を感じたので、何枚か写真を貼っていきます。少しだけ春の香りをお裾分けいたします。それでは。