「狩りに行こうぜ!」といえば某ゲームの有名キャッチフレーズですが、狩りはモンスターに限ったものではありません。先日、小田原の栢山にある「ベリーの郷」までいちご狩りに行ってまいりました。今回の記事ではそのいちご狩りの様子と、栢山の景色について書いていきます。ベリーの郷 小田原についてせっかく自然の近くに住んでいるのだから、休みの日はできるだけ自然の中で過ごし、季節を感じられるものを楽しみたい派の我が家。そんな中、妻がたまたま発見したのが「ベリーの郷」でした。ベリーの郷のWebサイトはこちら▼https://www.berry-mori.com/場所はこの辺り▼%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d3256.1882084459244!2d139.1463915152484!3d35.301304680284616!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x6019a6912238f797%253A0x7a18d035e4a40216!2z44OZ44Oq44O844Gu6YO3IOWwj-eUsOWOnw!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1646569349642!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%3E%3C%2Fiframe%3EWebサイトによると、いちご・ブルーベリー農園 ベリーの郷は、2018 年に小田原にオープンした、いちご・ブル ーベリーの摘みとり体験農園です。小田原は、周囲を箱根や丹沢の山に囲まれており、山々で磨かれた伏流水により小川や河川の水がとても綺麗です。いちごやブルーベリーは水分を多く含むため、水の優劣は美味しさにも影響します。当園では、伏流水を地下から汲み上げた天然の水で、いちご・ブルーベリーの栽培をしております。とのことなので、比較的新しい施設のようですね。場所は先ほども申し上げた通り、小田原の「栢山」という地域。小田原市外の人からしたら「栢山ってどこやねん」「そもそもなんて読むねん」って感じだと思います。読みは「かやま」で、場所はざっくり小田原の上の方。小田急線の各駅停車で止まる駅になります。栢山駅の地図はこちら▼%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d9026.778964608031!2d139.1398377549043!3d35.30459100285495!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x6019a6e9fbf15fb5%253A0xb88047b7befdc371!2z5qCi5bGx6aeF!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1646569575999!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%3E%3C%2Fiframe%3Eすごく長閑でいいところなので、栢山の写真は後半でまた掲載いたします。いざ出陣、いちご狩りへ!さて、狩りなんていつぶりでしょうか。記憶にないレベルなので、10年以上はブランクがあるかと。久しぶりのハンティングに、朝から武者震いが止まりませんでした。家の近くからバスに乗って現地へ。公共交通機関で目的地付近まで行けるのが大変助かります。乗り換えもないのでスムーズ。小田原駅付近は交通の便もよいので車がなくても困らないんですよね。目的地付近のバス停で降りて、歩いて現地へ向かう私たち。道中では平和な景色が広がっていました。入り口へ到着。受付を済ませていざ出陣。狩場はとても暖かっため、上着を脱ぎ捨て、臨戦態勢で狩りに参戦しました。こちらが狩場の様子です。おいしそうな獲物たちがたくさん実ってました。なんですかここ、楽園ですか。いちご狩りが久しぶりすぎてどんな場所かも忘れていましたが、期待していた以上にワクワクテカテカする光景でした。対いちご用のアイテムもバッチリ確保。このフィールドには全部で以下の6種類のいちごがあり、それぞれの違いを楽しむことができました。※余談ですが、妻はずっと「おいCベリー」のことを「ウルトラCベリー」と間違えて呼んでいました。なんのことだろうと思って調べてみたところ、ウルトラCとは▼① 体操競技で、最高の得点基準であるCの技術よりさらに難しい、ひねりや旋回などを取り入れた技。 ② (比喩的に) 難しいことを見事にやりとげること。 ものすごいこと。 最高であること。引用:https://kotobank.jp/word/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9C-442216トリッキーなやつですね。あながち間違っていないのかもしれません。いや、違うか。さて、いちごの話題に戻します。たくさん種類がある中で特に面白かったのが、白イチゴの「エンジェルエイト」。これまで食べたことがなかったのですが、説明にもあるように梨のようなみずみずしい食感でした。それ以外のいちごも全ておいしかったです。実際に食べ比べてみると本当に味が違いました。今となってはどれがどんな味だったか一切思い出せませんが、その場で比べてみると確かに違う、そして全部おいしい、そんないちご体験でした。20個くらい食べたころでしょうか。いい感じにお腹が膨れてきたころにあるものが目に入りました。「美味しいイチゴの見分け方」をここにきて発見。なるほど、もっと早く出会いたかったですね。誤解のないように申し上げると、ちゃんと最初から張り紙はあったんですよ。入口のところとかに。でもたくさんのいちごを前にした私の目には全く入ってきませんでした。欲に負けた盲目の狩人となった私が悪いわけです。まあでも、フィーリングでおいしそうなやつを選んで食べて、結果おいしかったので、後悔はありません。せっかく久しぶりのいちご狩りなんで、写真も撮ってもらいました。まるで生産者のような出で立ちですね。あと自分で言うのもなんですが、良くも悪くも30超えたおっさんにはみえないなと。ところで最近、リアルで初めて会った人に「思ったより小さいんですね」と言われることが多いのですが、はい、小さいです。数字でいえば身長162cmなので、そのくらいだと思ってください。数字は嘘をつきませんので。もっと言うと小木曽家は私以外みんな身長が160cm未満なので、実家に帰ると「あれ、おれ大きくなった?」と軽い錯覚を起こします。完全に気のせいでしかないのですが。そんなこんなでいちご狩りを楽しんできました。満腹になって退場。幸福度の高い40分間の狩りは幕を閉じました。栢山に広がる気持ちのいい風景行きはバスで向かいましたが、帰りは栢山駅まで歩いて電車で帰ることに。栢山付近の景色は、個人的にすごく好きです。田んぼや山が広がっていて、近くには酒匂川も流れています。富水〜栢山エリアには、小田原へ移住したばかりの頃(翌月くらい)にも歩いたことがあります。二宮尊徳の生家と記念館があり、そちらへ訪れた帰りに散策いたしました。その時の写真がこちらです。雰囲気がとても良いですね。以前の記事▼小田原の有名人、二宮尊徳の生家と記念館。この時も「すごくいい景色だなー」としみじみ感じたのを覚えています。%3Cblockquote%20class%3D%22twitter-tweet%22%3E%3Cp%20lang%3D%22ja%22%20dir%3D%22ltr%22%3E%E3%81%A8%E3%81%A6%E3%82%82%E8%89%AF%E3%81%84%E3%81%AA%E3%80%82%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Ftwitter.com%2Fhashtag%2F%25E5%25B0%258F%25E7%2594%25B0%25E5%258E%259A%25E6%259A%25AE%25E3%2582%2589%25E3%2581%2597%3Fsrc%3Dhash%26amp%3Bref_src%3Dtwsrc%255Etfw%22%3E%23%E5%B0%8F%E7%94%B0%E5%8E%9A%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%3C%2Fa%3E%20%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Ft.co%2FK4fCFrqny3%22%3Epic.twitter.com%2FK4fCFrqny3%3C%2Fa%3E%3C%2Fp%3E%26mdash%3B%20%E5%B0%8F%E6%9C%A8%E6%9B%BD%E4%B8%80%E9%A6%AC%20%2F%20Cloud%20CIRCUS%20(%40ogisokazuma)%20%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Ftwitter.com%2Fogisokazuma%2Fstatus%2F1463035903601905668%3Fref_src%3Dtwsrc%255Etfw%22%3ENovember%2023%2C%202021%3C%2Fa%3E%3C%2Fblockquote%3E%20%3Cscript%20async%20src%3D%22https%3A%2F%2Fplatform.twitter.com%2Fwidgets.js%22%20charset%3D%22utf-8%22%3E%3C%2Fscript%3E尊徳といえば、酒匂川付近にはたくさんのクロマツが植えてあります。これはかつて二宮尊徳が松の苗を植えたのが始まりと言われているらしいです。川の堤防上の河口まで植栽されている約400本のクロマツは、江戸時代の農政家・二宮尊徳が子守りの駄賃のお金で、松の苗を植えたものが始まりといわれています。大きく根を張るクロマツは、治水に役立ちました。引用:https://trip.pref.kanagawa.jp/ja/destination/ninomiya-sontoku-no-yukari-pine-avenue/767いちご狩りの帰りにも、この松のある道を歩いて帰りました。この日はただでさえ風が強く、川沿いの道は信じられないほどの爆風だったため、あまりゆっくりは見れませんでしたが、立派な松の木がたくさん生えていました。すみません。私としたことが風が強すぎて全然写真を撮れませんでした。また今度ゆっくり撮影します。お昼は栢山駅の近くにある「麺屋 きよたか」へ。いちご狩りのあとなのにラーメン食べちゃうあたりが、欲望モンスターっぽくてすごくいいですね。いつか糖質に狩られるんじゃないかとヒヤヒヤしています。というおっさんブラックジョーク。おいしかったです。濃厚。天下一品を彷彿させるラーメン(褒めてます)。以上、大満足の1日(というか半日)でした。実はこの後、小田原の城町芸術祭に行ったり、小田原城でマインドフルネスやったりとイベント続きだったのですが、記事にまとめ上げる自信と体力がなかったのでここらで一旦終わりにします。小田原には自然豊かなところや昔懐かしいエリアがたくさんあり、今回の栢山も個人的には「なんかいい」レベルがたいへん高い地域なので、もしいちご狩りがしたい方、尊徳ゆかりの場所に行きたい方、なんかいい風景を味わいたい方は、ぜひ訪れてみてください。今回は以上です。