小田原に来て始めた趣味の1つが「登山」です。以前も記事(小田原から車で30分、幕山に登る。)に書いたとおり、小田原はあたりを見渡せば山に囲まれています。山々が、いつもそこにあるのです。先日またお誘いを受け、2度目の登山にいってきました。前回同様に朝早く暗いうちから集合し、車で登山口へ向かいます。最初に登ったのは三国山▼%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d26078.634351017346!2d138.9862745867642!3d35.21072081160132!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x60199936e45b7d4b%253A0xc559964551ab8ec5!2z5LiJ5Zu95bGx!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1640159109824!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%3E%3C%2Fiframe%3E早朝の山の空気は美味しくて、透き通った冷たい空気が朝の眠気を吹っ飛ばします。この空気感をどうにか写真で伝えたいとも思うのですが、まだまだ表現するほどの実力はありません。この日はある程度の地点まで車で登ってから登山をスタートしたため、それほど体力も削られずに、シンプルに自然を楽しむことができました。緑に触れながら、まだわずかに夜の空気が残る山道を歩いていきました。私は日の上りきっていない時間帯が好きです。はるか昔から毎日のように、夜と朝が入れ替わるたびに現れてきた空を見て、時の流れと変わらないものの大切さを感じることができます。樹木の間から見える空を眺めながら、ゆっくり息を吸い込み、自然を満喫しました。続いて富士山の近くの山も登りました。天候にも恵まれ素晴らしい景色。日本一というだけあり、存在感はさすがなもので、いつまでも見ていられるような圧巻の風貌でした。これほどゆっくりと、目と鼻の先で富士山を眺めるのなんて、何年ぶりだろうか。付近の湖はまだ霧のようなものに覆われていて、まるで雲海のよう。まだ夜が明けていないことを示すかのように、ぼんやり薄暗く陸と湖を覆っていました。しばらく経つと霧がなくなり、現れたのは大きな湖でした。ようやく1日の始まりを感じ、なんだか心も晴れやかになりました。すごくいい時間を過ごしたなと。最後まで険しい道は行かずに、でも美しい景色は十分に楽しめる、良い時間でした。山を登り、温泉に入り、ご飯を食べて帰る。これだけのことを済ませてまだ昼過ぎなのは、山に近い小田原に住んでいるからこそです。お金をかけて贅沢をしているわけではないものの、過ごし方が完全に贅沢であって、幸せな気分になります。カメラに加えて登山にもハマりつつある私は、さっそく登山用リュックや小物などを買い漁り始めております。掛け算で楽しめる趣味はどんどんチャレンジしていきたいので、引き続き楽しみです。ものを欲しがるよりも今あるものを大切にした方が幸福度は高くなるため、ある程度の装備品を揃えたあとは、小田原や付近に存在するものを全力で味わっていきます。以上、また山に登ったら写真を中心に掲載して参りますので、時々記事も読みにきてください。小田原付近の写真たちはこちら▼https://odawara-kurashi.art/photonoteの写真マガジンもあります▼https://note.com/kazumaogiso/n/n1de276cf19e0